toggle
生協の未収金回収に強い弁護士法人ニューステージが未収金回収率を高めます

細部へのこだわり

当事務所においては、債権回収業務の豊富な経験と、弁護士としての知識と経験に基づき、徹底的に細部にこだわりぬいた活動を行っております。
私たちのこだわりは、「未納者の心理を徹底的に分析する」ことからスタートしました。

一般的に、生協様で買い物をする方の行動は次のようなものです。

(ア) カタログやリストから、欲しいものをチェックし、注文する。

(イ) 注文した商品が届き、利用・消費する。

(ウ) 請求書が届き、支払期日に支払う(自動引落なども含む。)。

結果的に、長期未納者となる方は、上の(ア)から(ウ)の、どの段階で「支払いできない。」「支払わないでおこう。」となるのでしょうか。

まず、(ア)の段階で、支払いを拒絶するつもりの方というのは、最初から「悪質な詐欺行為」を行う意図があるといえます。
非常に残念なことですが、このような方も一定数存在するのが実情であり、厳しく対応する必要があるといえます。
例えば、スーパーでお金を支払わずに商品を持って帰れば、いわゆる「万引き」となり、刑法上、窃盗罪にあたります。
しかし、後払いの商品について、最初から支払う意図がなかったのに注文をして、支払わなかったとしても、なかなか刑法上の罪に問うのは難しいのが現状です。「最初から支払う意図がなかった」ことを立証するのが難しいからです。
だからこそ、このような方には、厳格にしっかりと取り立てる必要があるのです。
もっとも、このような悪質な未納者は、最初から生協様の請求には応じないので、生協様が何回請求書を送っても、何ら効果はありません。
早期に、弁護士の督促状にシフトすることが、非常に重要であると言えます

次に、結果的に未納者となる方は、(ウ)の段階で、未納の意思(「支払わないでおこう。」)が発生することが多いと言えます。
例えば、(ア)や(イ)の段階では支払うつもりがあったものの、その後の事情の変更により、(ウ)の段階で、支払能力がなくなってしまったというケースです。
「事情の変更」といいましたが、ほとんどは、「他の買い物や、携帯代などを支払ったため、生協の代金を支払うお金がなくなってしまった。」というものです。
「今、支払うべき債務が多数あるのに対し、支払いに充てるお金が足りない。」という状態に陥ったということです。

例えば、手元に1万円しかないのに、5つの債権者から、各1万円ずつの請求が来ているとします。
未納者は、「何とかしたいけど、全部払うお金はないし・・・」と思っています。

この場合、未納者は、どうするでしょうか?

「早く払わないと、うるさそう。」「めんどくさいことになりそう。」
と考える債権者から先に払うのではないでしょうか。

逆に言えば、「この債権者は甘いので、もうしばらく放っておいても大丈夫」と未納者が考えれば、支払いは後回しにされてしまいます。
さらに、債務者の心理として、近い時期の買い物や利用については、「支払わないといけない。」という良心の呵責が働くものの、時間が経つにつれて、「支払わないで済むならその方が良い。」「支払いを逃れたい。」という気持ちが強くなってきます。

こうして、「甘い債権者」は、どんどん後回しにされた挙げ句、そのまま未払いとなってしまうのです。

つまり、債権回収のコツは、
「甘い債権者」にならないこと、
「早く払わないと、うるさそう。」「めんどくさいことになりそう。」と思わせること
なのです。

当事務所は、そのような未納者の心理を徹底的に分析しました。

当事務所の債権回収業務は、このような心理分析を基礎として、請求の全行程に様々な工夫をしています。
例えば、請求書・督促状を送るための「封筒」にもその工夫は現れています。

既に述べたように、未納者は、未納になっている時点で、多数の債権者から、督促の手紙が届いていると言えます。
他の債権者からの封書も多数届いていることでしょう。
(請求書が多数届き、郵便ポストから溢れているような状態が想像できます。)

そのときに、他の債権者からの封書に紛れず、「これは何だろう。」と思わせる工夫が必要になります。

当事務所の封筒は、次のように、色使いや注意書きも工夫し、他の文書と紛れることを避け、「早く対応しないと、面倒くさいことになりそう。」と思われる工夫をしています。

封筒の色使いや、注意書きは、当事務所における債権回収のこだわりの一例にすぎません。
当事務所では、未納者の心理分析を基礎として、請求書・督促状の発送や、電話での交渉など、請求の全行程に様々な工夫をすることにより、極限まで回収率を高めることが可能となっているのです。